バフェット銘柄を探せ!

勝つから面白い!最新の金融情報から"今一番アツイ"銘柄情報を無料でお届け! HSBC香港で海外投資を始めよう!

シマノ

会社概要 

1921年、島野庄三郎氏が創業した自転車部品と釣具の製造・販売を主要事業とするアウトドアスポーツ用品メーカー。創業時の社名は「島野鐵工所」であったが、1940年に「株式会社島野鉄工所」、1991年に「株式会社シマノ」と商号変更を実施した。証券コード7309。1972年、大阪証券取引所第二部に上場、翌年には東京証券取引所・大阪証券取引所一部に昇格した。1965年、ニューヨークにShimano American Corporationを設立し、グローバル展開に成功した。1970年には、第二の主力事業である釣具事業に参入している。売上高ベースでは自転車部品事業が82%、釣具事業が18%を占める。主力製品にはDURA-ACEシリーズなどがある。

 

ミッション

”人と自然のふれあいの中で、新しい価値を創造し、健康とよろこびに貢献する。”

会社ホームページ

http://www.shimano.co.jp/ 

IR情報サイト

http://www.shimano.co.jp/content/Corporate/japanese/index/IRinfo.html 

バフェット分析

 

消費者独占力を有しているか?
YES。ロードバイクの主要部品メーカーはシマノとイタリアのカンパニョーロ社、アメリカのスラム社の3つでほぼ独占しています。その中でもシマノが占めるシェアは約8割になります。これだけを見てもシマノが消費者独占力を有していることがわかります。

 

事業内容を容易に理解できるか?
YES。自転車を構成するフリーホイールやギアなどの部品の製造・販売を行っています。さらにそれらの技術を応用させ同じアウトドアスポーツ事業である釣具の製造・販売を行っています。

 

サービス・製品が20年後も価値のあるものであるか?
YES。長年自転車部品メーカーとして構築してきた技術力、世界トップメーカーとしてのブランド力、そして比較的ニッチな自転車部品というフィールドで消費者独占力を獲得していることなどを踏まえると、20年後も高い製品価値を有していると予想されます。さらに、自転車部品で作り上げた基礎技術をリールなど釣具に応用したことで相互領域でどんどん技術革新が行われ、今後も成長していくのではないでしょうか。

 

棚卸資産推移:急激な増減があるのは、注意!

棚卸資産推移:大きな変動はなく、比較的安定しています。
shimano,buffett,stock

 

コングロマットであるか?その理由は?

自転車部品(82.2%)、釣具(17.7%)、その他(0.1%)

世界シェア第1位を誇る自転車事業が売上高の82%を占めます。そして続いて釣具が18%です。以前はゴルフ用品やスノーボード用ブーツなど他のアウトドアスポーツ事業への展開も行っていたようですが、現在はこれらの事業から撤退し、主力事業に経営資源を注力しているようです。

 

事業内容 売上高 (百万円) 売上比率
自転車部品 273,955 82.2%
釣具 58,825 17.7%
その他 387 0.1%

 

EPSは過去10年間安定的に成長しているか?

EPSマイナス成長回数:3回
年平均成長率:12.4%
年平均成長率(過去5年): 40.8%

 

ゴルフやスノーボード事業からの撤退、リーマンショックで個人消費が低迷した影響などを受けてマイナス成長は3回となっています。しかし、EPSは概ね安定的に成長していると言えるのではないでしょうか。特にここ5年間の成長にはめざましものがあります。

 

詳細はいつものレポートで確認できます。
https://www.dropbox.com/s/9kho0sq2zkflvx6/shimano20151024.pdf?dl=0

売上高、当期純利益、また売上高利益率をチェックし、さらに純利益の上昇を確認!
ここでは税引後の当期純利益を利用していますので、平均約10%を一つの目安にしています。人によって考えは違うと思いますが、20%以上ならExcellent, 20〜10%ならGoodってところでしょうか?

shimano,buffett,stock
売上高利益率(2014年):15.4%
売上高利益率(10年平均):10.0%
2009年以降は上昇傾向にあり、2012年からは基準となる10%を超えています。

 

ROEは過去10年間高い水準を保っているか?

ROE: 11.5%
ROA: 9.7%

日本企業の中では十分に高い収益性を有していると言えます。

ここでは税引後の当期純利益を利用していますので少し低めに出ます。本来のメアリーバフェットの「麗しのバフェット銘柄 」に示された基準は税引前利益ベースでROE15%、ROA12%以上が一つの目安となっています。日本株に直接適用すると殆ど銘柄が弾かれてしまいますので、私の日本株基準はROE10%、ROA%5%以上としています。

 

強固な財務基盤を有しているか?

長期負債/当期純利益 = 0.16
負債比率(D/E Ratio) = 0.20

長期負債/当期純利益比率の基準値は、3.0以下であることです。

shimano,buffett,stock
過去10年の推移は0.2~0.4、10年平均値も0.25とかなり良好な数値が確認できます。

負債比率の基準は、0.8以下を下回っていることです。

shimano,buffett,stock
過去10年の推移は0.15~0.23、10年平均値も0.18とこちらもかなり良好な数値が確認できます。

 

現金、現金同等物も確認しよう!

shimano,buffett,stock
現金保有額は年々増加傾向にあります。現在は潤沢な現金を有していることがわかります。

 

ここまで見てきた指標をまとめると、シマノは非常に良好な財務状態にあると思われます。

自社株買いに積極的か?

2014年発行株式枚数:92,720 千株
2004年発行株式枚数:110,603 千株

 

減株式枚数 (2014年-2004年) = 17,883 千株

 

今期発行株式枚数−10年前の発行株式枚数 <0であるか?

その企業株価は、市場や経営上の一時的な問題の為に下落しているか?
売上高、純利益は右肩上がりです。長期負債/当期純利益、D/Eレシオともに極めて低い基準を維持しています。さらに十分な現金を有しているという点から安全性には文句ない銘柄です。株価にはその好調がすでに織り込まれ、現在のPERは34.4とかなり割高水準にあります。

 

今期利益利回り、予想EPS成長率、国債利回りを比較すると?

今期益利回り: 3.4%
予想EPS:636.4
予想EPS成長率:15.14 %
10年国債利回り:0.3〜0.5%

 

過去10年のROEベースの予想成長率を用いた期待利益率は?

現在の株価:19,000円
10年後予想株価: 20654円
期待収益率: 1.7%

 

過去10年のEPS成長率ベースの期待利益率は?

10年後予想株価: 23813円
期待収益率: 3.5%

 

EPSおよびROEベースの計算結果から今後も順調な成長が確認できました。しかし、期待収益率は1.7-3.5%とそれほど高くありません。この原因はやはり現在の株価に起因しているためでしょう。現在のPERは34.4、自転車や釣りは高成長分野ではありませんので、素直に現在の株価は割高であると判断できます。過去10年ほどのPER推移から15付近が底となっていますので、一時的な経営危機や外部要因などでこの付近まで株価が落ちてきたら、迷わず買いたい銘柄です。

 

関連ページ

帝国繊維
帝国繊維は、世界一の投資家の1人と言われるウォーレン・バフェット氏が投資対象とするのではないかと考えた銘柄の一つです。その理由に興味がある方はぜひこちらのページをご覧下さい。
Torchmark
Torchmarkは、世界一の投資家の1人と言われるウォーレン・バフェット氏が投資対象とするのではないかと考えた銘柄の一つです。その理由に興味がある方はぜひこちらのページをご覧下さい。
United Health Group
United Health Groupは、世界一の投資家の1人と言われるウォーレン・バフェット氏が投資対象とするのではないかと考えた銘柄の一つです。その理由に興味がある方はぜひこちらのページをご覧下さい。

ホーム 投資家サイト ウォッチリスト 本・書評  名言集