バフェット銘柄を探せ!

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ピジョン

会社概要 

1957年に創業者仲田祐一氏がピジョン哺乳器本舗として神奈川県茅ヶ崎市に設立したベビー用品全般を扱うトップメーカー。証券コード7956。社名は「赤ちゃんの幸せを願い、平和で豊かな社会であってほしい」という願いから鳩を表す英語「ピジョン」と名付けられた。育児用品の製造販売、子育て支援、ヘルスケア・介護事業を手掛ける。なかでも哺乳瓶は国内シェア80%以上を占める主力製品である。哺乳瓶メーカーとしての現在の地位を築くために仲田氏が行ったとされる「おっぱい行脚」はとても有名で全国約1000人の女性に乳首を吸わせてもらい、その分析から開発したという逸話が残っている。詳しくはこちら。少子高齢化が進む日本社会での需要減少を見込み、中国、インド、ブラジルなど新興国への進出や介護事業への展開もいち早く行っている注目のモノづくり企業。

 

企業理念・社是

"愛"・”愛を生むは愛のみ”

会社ホームページ

http://www.pigeon.co.jp/ 

IR情報サイト

http://www.pigeon.co.jp/ir/ 

バフェット分析

 

消費者独占力を有しているか?
YES。我が子が口にするものに細心の注意を払うのは万国共通の行動です。しかし、実際にその製品を評価するのは聞き取り調査ができない赤ちゃんたちです。例えば、哺乳瓶は少しでもゴムの感触が気に入らなかったりすると口に咥えてくれないそうです。そんな難しい消費者を相手に国内シェア80%以上を占めることのできるピジョンが消費者独占力を有しているか。言うまでもありませんよね。

 

事業内容を容易に理解できるか?
YES。消費者を幼児に絞った育児用品の製造販売や子育て支援サービス、少子高齢化の影響で今後ますます重要となる老人を対象としたヘルスケア・介護事業を行っています。

 

サービス・製品が20年後も価値のあるものであるか?
YES。人類が存続する限り、哺乳瓶など育児関連用品の需要や老人用サービスがなくなることはありません。

 

棚卸資産推移:急激な増減があるのは、注意!

棚卸資産推移:緩やかな上昇傾向にありますが、安定した推移をしています。
buffett,Pigeon,stock

 

コングロマットであるか?その理由は?
育児用品の製造販売、子育て支援、ヘルスケア・介護事業を国内外で行っています。

 

幼児と老人というユニークな消費者をターゲットとしたビジネスを行っています。
ピジョンが行う各事業の売上高を2015年の有価証券報告書から抽出してみました。明らかに中国、海外事業が大きなウエイト占めています。

 

事業内容 売上高 (千円) 売上比率
国内ベビー・ママ 24,432,198 27.5%
子育て支援 6,722,562 7.6%
ヘルスケア・介護 6,761,631 7.6%
海外事業 23,373,952 26.3%
中国事業 26,301,701 29.6%
その他 1,276,176 1.4%

 

EPSは過去10年間安定的に成長しているか?

EPSマイナス成長回数:3回
年平均成長率:19.02%
年平均成長率(過去5年): 24.4%

2012年までは緩やかな成長でしたが、2012年からは急激に成長しています。

 

詳細はいつものレポートで確認できます。
https://www.dropbox.com/s/ej471tdzihe1raa/Pigeon_report.pdf?dl=0

売上高、当期純利益、また売上高利益率をチェックし、さらに純利益の上昇を確認!
ここでは税引後の当期純利益を利用していますので、平均約10%を一つの目安にしています。人によって考えは違うと思いますが、20%以上ならExcellent, 20〜10%ならGoodってところでしょうか?

buffett,Pigeon,stock
売上高利益率(2015年):10.0%
売上高利益率(10年平均):5.6%

 

こちらも2012年を境にして上昇傾向にあります。アベノミクスによる量的質的緩和に為替メリットを受けたことに起因した成長だと思われます。

ROEは過去10年間高い水準を保っているか?

ROE: 11.4%
ROA: 7.5%

高い収益性とは言えませんが、日本企業の中ではよい収益性を有しています。

ここでは税引後の当期純利益を利用していますので少し低めに出ます。本来のメアリーバフェットの「麗しのバフェット銘柄 」に示された基準は税引前利益ベースでROE15%、ROA12%以上が一つの目安となっています。日本株に直接適用すると殆ど銘柄が弾かれてしまいますので、私の日本株基準はROE10%、ROA%5%以上としています。

 

強固な財務基盤を有しているか?

長期負債/当期純利益 = 1.16
負債比率(D/E Ratio) = 0.53

長期負債/当期純利益比率の基準値は、3.0以下であることです。

buffett,Pigeon,stock
過去10年の推移は0.64-1.93、10年平均値は1.05です。いい数字が確認できました。

負債比率の基準は、0.8以下を下回っていることです。

buffett,Pigeon,stock
レンジは0.45-0.70です。10年平均値0.54です。こちらも素晴らしい数字です。

 

現金、現金同等物も確認しよう!

buffett,Pigeon,stock
総負債を完済できるほどの量ではありませんが、十分な現金を保有していると思われます。

 

ここまで見てきた指標をまとめると、ピジョンは収益性と財務面で良好な状態にあることがわりました。

 

自社株買いに積極的か?

2015年自己株式枚数:1,889,988 株
2005年自己株式枚数: 385,788 株

 

2013年8月と2015年5月に1→2、1→3の株式分割をしていますので、これらの補正計算を入れると1,504,200枚自己株式を増やしていることがわかります。

 

今期発行株式枚数−10年前の発行株式枚数 <0であるか?

 

その企業株価は、市場や経営上の一時的な問題の為に下落しているか?
2016年年始からの株価下落で日経平均は約12%ほど下落していますが、ピジョンの株価は16%%ほど低下しています。売上比率が高い中国が今回の震源地の一つだった影響をもろに受けた結果だと思われます。しかしながら、それでも現在のPERは35.3もあるため、まだまだ割高と言えます。

 

今期利益利回り、予想EPS成長率、国債利回りを比較すると?

今期益利回り: 3.2%
予想EPS:80.2 \/share
予想EPS成長率: 13.7%
10年国債利回り:0.3〜0.5%

 

過去10年のROEベースの予想成長率を用いた期待利益率は?

現在の株価:2493円
10年後予想株価: 5505円
期待収益率: 8.8%

 

過去10年のEPS成長率ベースの期待利益率は?

10年後予想株価: 16276円
期待収益率: 21.3%

 

ROE、EPSベースの計算結果はともに良好な数値が確認できました。財務状態も良好ですので、あとは買い時を探るだけですが、2016年年始からの急落で16%近くも株価が下がってもPERは35.3と割高水準を保っています。また売上比率の約3割を占める中国経済影響が今後数年間どのような展開みせるかは未知数なのも気持ち悪いところです。ビジネス上、規制当局による規格変更や品質・安全関連での訴訟リスクを内在していますので、割安圏まで下がるのをじっくりと待ちたいと思います。

 

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