バフェット銘柄を探せ!

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小林製薬

会社概要 

100年以上の歴史を持つ一般用医薬品と衛生雑貨の製造・販売を行うメーカー。証券コード4967。1999年、大証第二部に上場、翌年に大証第一部昇格と東証第一部に上場した。本社は「くすりの町」大阪市道修町に置く。1886年、小林忠兵衛が名古屋市に雑貨や化粧品店「小林盛大堂」として創業した。1894年、大効丸・一日丸・タムシチンキなどの販売をきっかけに製薬業にその事業を拡大させた。1967年、外用消炎鎮痛剤「アンメルツ」を発売開始し、1969年、水洗トイレ用芳香洗浄剤「ブルーレット」を皮切りに日用品分野に参入開始する。このブルーレットは2014年に“年間売上に基づいた、水洗トイレのタンクに設置するトイレケアの最大ブランド”としてギネス世界記録に認定されている。自社開発だけでなく買収によるブランド商品の獲得にも積極的で2001年には使い捨てカイロで有名な桐灰化学、2006年には大衆薬製造販売のアロエ製薬、2013年には医薬品・医薬部外品・化粧品の製造販売を手掛ける六陽製薬を子会社化している。代表的な商品として「アイボン」「アンメルツ」「命の母」「キズドライ」「ケシミン」「サラサーティ」「サワデー」「消臭元」「タフデント」「トイレその後に」「ナイシトール」「熱さまシート」「フェミニーナ」「ブルーレット」「無香空間」などがある。

 

コーポレート・スローガン

"あったらいいな"をカタチにする

会社ホームページ

http://www.kobayashi.co.jp/

IR情報サイト

http://www.kobayashi.co.jp/ir/finance/hilight/

バフェット分析

 

消費者独占力を有しているか?
YES。「アンメルツ」、「熱さまシート」、「ブルーレット」。小林製薬が持つ数多くブランドのうち、たった3つからでも消費者独占力を有していることがわかります。

 

事業内容を容易に理解できるか?
YES。日常生活をより豊かにしてくれるQOL向上に関連した商品の製造・販売を行っています。

 

サービス・製品が20年後も価値のあるものであるか?
YES。冒頭で紹介しましたように、1969年に販売が開始された「ブルーレット」は“年間売上に基づいた、水洗トイレのタンクに設置するトイレケアの最大ブランド”としてギネス記録を持つ商品です。数多くのブランドを有する小林製薬の製品が20年後も価値を持っていることに疑いはありません。

 

棚卸資産推移:急激な増減があるのは、注意!

棚卸資産推移:在庫が低下傾向にあります。
buffett,Kobayashi,stock

 

コングロマットであるか?その理由は?

家庭用品製造販売事業:医薬品、口腔衛生品、芳香・消臭剤、雑貨および食品
通信販売事業:食品およびスキンケア
医療関連事業:医療機器製造販売、資産管理、医療機器の輸入販売
その他:運送業、合成樹脂容器の製造販売、不動産管理業、保険代理業、広告企画制作、販促用品制作、販売促進・市場調査、小売業、清掃業、情報処理

 

非常に多くの事業を行っています。事業多角化を目指したためだと思われますが、売上比率の約90%はやはり家庭用品販売事業が占めています。

 

事業内容 売上高 (百万円) 売上比率
家庭用品販売 119,493 89.0%
通信販売 8,977 6.7%
医療関連 1,539 1.1%
その他 4,214 3.1%

 

EPSは過去10年間安定的に成長しているか?

EPSマイナス成長回数:0回
年平均成長率:6.64%
年平均成長率(過去5年): 6.22%

EPS成長は安定して成長しています。

 

詳細はいつものレポートで確認できます。
https://www.dropbox.com/s/qxxrcp71lfiflvl/Kobayashi_report.pdf?dl=0

売上高、当期純利益、また売上高利益率をチェックし、さらに純利益の上昇を確認!
ここでは税引後の当期純利益を利用していますので、平均約10%を一つの目安にしています。人によって考えは違うと思いますが、20%以上ならExcellent, 20〜10%ならGoodってところでしょうか?

buffett,Kobayashi,stock
売上高利益率(2015年):9.7%
売上高利益率(10年平均):6.6%

 

2008年から2009年の間に売上高は一気に下がりましたが、反対に売上高利益率が向上傾向に変わりました。在庫額減少し始めたのも同時期であることを考えると、不採算事業や低収益性の商品から撤退したと思われます。

ROEは過去10年間高い水準を保っているか?

ROE: 10.7%
ROA: 7.4%

高い収益性とは言えませんが、日本企業の中ではまずまずの収益性を有しています。

ここでは税引後の当期純利益を利用していますので少し低めに出ます。本来のメアリーバフェットの「麗しのバフェット銘柄 」に示された基準は税引前利益ベースでROE15%、ROA12%以上が一つの目安となっています。日本株に直接適用すると殆ど銘柄が弾かれてしまいますので、私の日本株基準はROE10%、ROA%5%以上としています。

 

強固な財務基盤を有しているか?

長期負債/当期純利益 = 0.71
負債比率(D/E Ratio) = 0.33

長期負債/当期純利益比率の基準値は、3.0以下であることです。

buffett,Kobayashi,stock
過去10年の推移は0.62-1.36、10年平均値は0.89です。非常にいい数字です。

負債比率の基準は、0.8以下を下回っていることです。

buffett,Kobayashi,stock
レンジは0.33-1.23です。10年平均値0.67です。こちらも非常に良好です。こちらの挙動からも2008年が転機となっていることがわかります。

 

現金、現金同等物も確認しよう!

buffett,Kobayashi,stock
十分な現金を保有しています。総負債を完済しても十分なほどのキャッシュを所有しています。

 

ここまで見てきた指標をまとめると、収益性・財務面の両方で非常に良好な数値が確認できました。

 

自社株買いに積極的か?

2015年発行株式枚数:42,525,000 株
2005年発行株式枚数:42,525,000 株

 

2015年自己株式枚数:1,576,537 株
2005年自己株式枚数:903,577 株

 

2005年から2015年の間に自己株式を672,960株増やしていることがわかります。

 

今期発行株式枚数−10年前の発行株式枚数 <0であるか?

 

その企業株価は、市場や経営上の一時的な問題の為に下落しているか?
2016年年始からの株価下落で日経平均は約10%ほど下落していますが、小林製薬の株価は5%ほどしか低下していません。PERが約30もあるため、これくらいの水準では割高を払拭できるほどではありません。

 

今期利益利回り、予想EPS成長率、国債利回りを比較すると?

今期益利回り: 3.4%
予想EPS:327.3 \/share
予想EPS成長率: 7.15%
10年国債利回り:0.3〜0.5%

 

過去10年のROEベースの予想成長率を用いた期待利益率は?

現在の株価:9610円
10年後予想株価: 15622円
期待収益率: 5.94%

 

過去10年のEPS成長率ベースの期待利益率は?

10年後予想株価: 8316円
期待収益率: -0.14%

 

ROEベースの計算結果はぼちぼちですが、EPSベースの計算ではマイナス水準となっています。その原因は現在の株価収益率が31.5であるためだと思われます。収益面、財務面ではかなり安心感のある銘柄ですので、市場が混乱し投げ売りが出て株価が割安圏まで下がったら、ぜひ手に入れたい銘柄です。

 

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