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Colgate-Palmolive

会社概要 

New York州New York Cityに本社を置く、石鹸・洗剤・歯磨剤・ペットフードなどの製造、販売を行うメーカー。証券コードCL。1930年からニューヨーク証券取引所に上場している。社名からわかるように合併によって現在の名前となっている。主な源泉となっているのは、Colgate & Company、Palmolive, Peet Brothersの3社である。中でもColgete & Companyの歴史は長く、その設立は200年以上も前の1806年にも遡る。イギリスからの移民であったWilliam Colgateは当時家庭で手作りされていた石鹸の製造・販売を開始した。樽単位で販売されるのが常識であった石鹸販売の不便さに気づき、ブロック単位での販売を開始したところ、これが消費者のニーズを掴み大人気となる。跡を継いだ息子Samuelは1872年Cashmere Bouquetという香り付きの石鹸、翌年には香り付きの歯磨き粉の開発に成功し、会社の基盤を作り上げた。当初瓶入りで販売していた歯磨き粉は1896年に現在ではおなじみのチューブ状の歯磨き粉に改良された。もう一つ名前を冠するPalmoliveは1898年、Wisconsin州Milwaukee に住んでいたB.J. JohnsonによってB.J. Johnson Soap Co. として誕生した。オリーブオイルとパーム油をから作られた「Palmolive」という石鹸が大ヒットしたことをきっかけに、社名はPalmoliveに変更された。1926年にPalmoliveとPeet Brothersが合併し、その2年後の1928年にColgete&Companyと合併したことで、前身であるColgate-Palmolive-Peet Companyが設立する。Colgate-Palmoliveは現在オーラルケアや洗剤ブランドとして世界中で大きなシェアを獲得している。ライバル企業にはProcter & Gambleなどがある。

 

Colgete-Palmoliveの歴史はこちらのビデオを見るとわかりやすいです。http://www.colgate.com/app/Colgate/US/Corp/History/HistoryVideo.cvsp

 

Core Values

"Our three fundamental values ? Caring, Global Teamwork and Continuous Improvement ? are part of everything we do. "

 

会社ホームページ

http://www.colgatepalmolive.com/app/Colgate/US/CompanyHomePage.cvsp

IR情報サイト

http://investor.colgate.com/

バフェット分析

 

消費者独占力を有しているか?

YES 。旅行や仕事へ海外に行った際に日用品ブランドをよくチェックしていますが、どの国でもColgate-Palmoliveの歯磨き粉が陳列棚の大部分を占めています。また、アメリカのドラックストアやスーパーではPalmoliveの食器洗い用洗剤がたくさん陳列されています。これらはColgate-Palmoliveが消費者独占力を有しているのは明らか証拠ではないでしょうか。

 

事業内容を容易に理解できるか?
YES。歯磨き粉や洗剤など生活用品の製造・販売を行っています。

 

サービス・製品が20年後も価値のあるものであるか?
YES。歯磨き粉は1873年に開発され、今となっては生活必需品となっています。これからの未来において歯磨き粉がない生活は創造できませんので20年後も変わらず価値を有していると思われます。

 

棚卸資産推移:急激な増減があるのは、注意!

棚卸資産推移:比較的安定した在庫推移をしています。
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コングロマットであるか?その理由は?

歯磨き粉や洗剤など日用品を多く取り扱っていますが、ドックフードなどペット用品を取り扱うHill'sを買収したことで事業の裾野は広がっています。かつて所有していたブランドや分野などの一部は売却し、より利益性の高い事業に集中するなど選択と集中も同時に行った結果として現在のような形を築いています。

 

EPSは過去10年間安定的に成長しているか?

EPSマイナス成長回数:3回
年平均成長率:7.36%
年平均成長率(過去5年):1.04 %

EPSマイナス成長は3回ありますが、マイナス幅はごくわずかで全般的に安定したEPS成長を続けています。
詳細はいつものレポートで確認できます。
https://www.dropbox.com/s/ymg390yhibtpeeb/Colgate_Palmolive_report.pdf?dl=0

 

 

売上高、当期純利益、また売上高利益率をチェックし、さらに純利益の上昇を確認!
ここでは税引後の当期純利益を利用していますので、平均約10%を一つの目安にしています。人によって考えは違うと思いますが、20%以上ならExcellent, 20〜10%ならGoodってところでしょうか?

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売上高利益率(2014年):12.6%
売上高利益率(10年平均):13.1%

 

安定して良好な売上高利益率を誇っています。

 

ROEは過去10年間高い水準を保っているか?

ROE: 97.6%
ROA: 17.5%

 

非常に高い収益性が確認できました。特にROEは少し高過ぎるのでは思うレベルです。

ここでは税引後の当期純利益を利用していますので少し低めに出ます。本来のメアリーバフェットの「麗しのバフェット銘柄 」に示された基準は税引前利益ベースでROE15%、ROA12%以上が一つの目安となっています。日本株に直接適用すると殆ど銘柄が弾かれてしまいますので、私の日本株基準はROE10%、ROA%5%以上としています。

強固な財務基盤を有しているか?

長期負債/当期純利益 = 3.73
負債比率(D/E Ratio) = 8.72

 

長期負債/当期純利益比率の基準値は、3.0以下であることです。

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過去10年の推移は1.87-3.73、10年平均値は2.87です。基準値となる3付近で上下していますので、問題はなさそうです。

 

負債比率の基準は、0.8以下を下回っていることです。

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過去10年間の推移は2.42-8.72、10年平均値は4.69です。基準値の0.8を大幅に上回っています。ROEが非常に高かった原因は、この負債リバレッジを利用しているためだということが明らかになりました。

現金、現金同等物も確認しよう!

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キャッシュリッチな会社とは言えないようです。

 

ここまで見てきた指標をまとめると、収益性は高い水準にあります。しかしキャッシュ保有は低く、負債リバレッジを利用した経営ですので、不測の事態に際して財務面では少し心配があるようです。

自社株買いに積極的か?

2014年発行株式枚数 907,081,762枚
2004年発行株式枚数 532,610,151枚

今期発行株式枚数−10年前の発行株式枚数 <0であるか?

2012年に1→2の株式分割を行っています。
これを踏まえた補正を行うと減発行株式枚数は 158,138 千株となります。

 

 

その企業株価は、市場や経営上の一時的な問題の為に下落しているか?
過去10年のPER推移は18〜29です。2016年年始からの株価下押し圧力で約4%ほど低下しましたが、現在のPERは27.1ほどですので、株価はかなり割高な水準にあるといえます。
今期利益利回り、予想EPS成長率、国債利回りを比較すると?

今期益利回り: 3.7%
予想EPS:3.06 $/share
予想EPS成長率: 28.57%
10年国債利回り:1.5〜5.2%

 

過去10年のROEベースの予想成長率を用いた期待利益率は?

現在の株価:64.61ドル
10年後予想株価: 4065.4ドル
期待収益率: 52.20%

 

過去10年のEPS成長率ベースの期待利益率は?

10年後予想株価: 86.8ドル
期待収益率: 4.81%

 

ROEベースの計算ではかなり良好な計算結果が確認できました。一方でEPSベースの計算では及第点ギリギリといった結果となっています。上述したようにROEは97.6%、ROAは17.5%と収益性は高いです。財務面では現金保有額が低いこと、負債リバレッジを利用し過ぎていることが少し心配です。不測の事態に直面した時の挙動が気になりますが、2016年年始からの株価押し下げ圧力でS&P500が約8%下落している中、Colgate-Palmoliveの株価はわずか4%程しか下がっていません。そもそも200年以上の歴史を持つ企業に対しては負債比率の高さは杞憂なのかもしれません。いずれにしても現在のPERは27と高いため、購入するならもっと割安感が出てからだと思います。

 

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