バフェット銘柄を探せ!

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3M

会社概要 

米国Minnesota州St.Paulに本社を置く多国籍化学・電気素材メーカー。証券コードMMM。1946年に上場し、現在はダウ・ジョーンズ工業株30種の構成銘柄の一角を成す。社名の3Mは2002年まで使用していたMinnesota Mining & Manufacturing Co.の頭文字から名付けられた。これまでに取得した特許数が100,000件を超える研究開発型企業である。その発明の源泉となっているのが「15%ルール」と呼ばれる経営方法で勤務時間の15%を日常業務の枠を超えた活動に用いても構わないという規則がある。3Mの創立は1902年。Minnesota州Two Harborsのビジネスマン5人が鋼玉採掘事業を始めたことがきっかけである。しかしこの事業は狙った鉱脈が商業的価値のない斜長岩層であったことから、敢え無く立ち行かなくなった。1905年、Edgar Ober とLucius Ordwayが会社を買収し、紙やすりの製造・販売を開始する。この事業も初期は苦難の連続であったが、約16年間にわたる研究を重ね続けた結果が1921年の世界初の防水性紙やすり開発成功につながる。この厳しい経営期間において3Mが培った研究の土壌はその後の革新的製品開発成功という花を咲かせることになる。1925年にガムテープが開発され、これが爆発的なヒット商品となる。さらに1929年には当時デュポン社が梱包材として開発したセロファンにガムテープの粘着技術を融合してセロファンテープ(スコッチテープ)が生み出された。そして、1980年には強力な接着材研究の失敗から生まれた逆転のアイディア商品として有名なPost-itを世の中に輩出している。所有するブランドはPost-it, Scotch, Scotch-Brite, Command, Filtrete, Nexcare, ScotchBlueなどが有名である。

 

Vision

"3M's commitment is to actively contribute to sustainable development through environmental protection, social responsibility and economic progress. "

 

会社ホームページ

http://www.3m.com/3M/en_US/company-us/ 

IR情報サイト

http://investors.3m.com/overview/default.aspx 

バフェット分析

 

消費者独占力を有しているか?

YES 。1902年に設立した3Mは資源開発企業としてスタートしていましたが、現在は素材メーカーとしての地位を確立しています。中でも粘着や研磨に関連した商品では高いブランド力を示しています。一般消費者に有名なのはセロテープ、ポストイット、スポンジなどがあります。これらが消費者独占力を有しているかどうかは明らかです。

 

事業内容を容易に理解できるか?
YES。日常生活で利用するテープやスポンジなどの商品を製造・販売しています。

 

サービス・製品が20年後も価値のあるものであるか?
YES。1925年に開発されたガムテープや1980年から使用しているポストイットなど長年にわたり人々に愛されている商品です。今から20年後の世界でもこれらはきっと商品価値を失うことがないと思います。

 

棚卸資産推移:急激な増減があるのは、注意!

棚卸資産推移:比較的安定した在庫推移をしています。
buffett,3M,stock

 

コングロマットであるか?その理由は?

電気・電子分野,医療・保健・ヘルスケア分野,交通安全用品,安全・セキュリティ技術分野,各種接着剤、文房具,家庭用補修・掃除用具など非常に多くの分野に進出しています。粘着や研磨という現象が数多くの分野に応用可能であったこともありますが、企業文化として日常業務に捕らわれず面白そうなことには挑戦してみるという風土が育っているため、今のような状態になっているのだと思われます。

 

EPSは過去10年間安定的に成長しているか?

EPSマイナス成長回数:2回
年平均成長率:7.16%
年平均成長率(過去5年):10.63 %

EPSマイナス成長は2回ありますが、安定したEPS成長を続けています。
詳細はいつものレポートで確認できます。
https://www.dropbox.com/s/vddijk5rqa9h9rv/3M_report.pdf?dl=0

 

 

売上高、当期純利益、また売上高利益率をチェックし、さらに純利益の上昇を確認!
ここでは税引後の当期純利益を利用していますので、平均約10%を一つの目安にしています。人によって考えは違うと思いますが、20%以上ならExcellent, 20〜10%ならGoodってところでしょうか?

buffett,3M,stock
売上高利益率(2014年):15.57%
売上高利益率(10年平均):15.1%

 

安定して良好な売上高利益率を誇っています。

 

 

ROEは過去10年間高い水準を保っているか?

ROE: 30.3%
ROA: 14.5%

 

高い収益性が確認できました。

ここでは税引後の当期純利益を利用していますので少し低めに出ます。本来のメアリーバフェットの「麗しのバフェット銘柄 」に示された基準は税引前利益ベースでROE15%、ROA12%以上が一つの目安となっています。日本株に直接適用すると殆ど銘柄が弾かれてしまいますので、私の日本株基準はROE10%、ROA%5%以上としています。

強固な財務基盤を有しているか?

長期負債/当期純利益 = 2.45
負債比率(D/E Ratio) = 1.38

 

長期負債/当期純利益比率の基準値は、3.0以下であることです。

buffett,3M,stock
過去10年の推移は1.04-2.83、10年平均値は2.03です。安定して基準値を下回っています。

 

負債比率の基準は、0.8以下を下回っていることです。

buffett,3M,stock
過去10年間の推移は0.87-1.50、10年平均値は1.08です。常に基準値0.8を上回っていますが、急激な変化はありませんので問題ないレベルだと思われます。

現金、現金同等物も確認しよう!

buffett,3M,stock
キャッシュリッチな会社とは言えないようです。

 

ここまで見てきた指標をまとめると、収益性は十分高い水準にあります。財務面でも問題なさそうです。贅沢を言えば、キャッシュをもっと持っていれば更に安心感が増すといった印象です。

自社株買いに積極的か?

2014年発行株式枚数 635,134,594枚
2004年発行株式枚数 783,623,609枚

今期発行株式枚数−10年前の発行株式枚数 <0であるか?

減発行株式枚数 は 148,489,015株です。

 

 

その企業株価は、市場や経営上の一時的な問題の為に下落しているか?
2016年年始からの株価下落によって約9%ほど低下しましたが、それでもPERは18.6ほどです。過去10年平均約17ですので若干割高な水準にあるといえます。
今期利益利回り、予想EPS成長率、国債利回りを比較すると?

今期益利回り: 5.4%
予想EPS:8.67 $/share
予想EPS成長率: 15.8%
10年国債利回り:1.5〜5.2%

 

過去10年のROEベースの予想成長率を用いた期待利益率は?

現在の株価:139.53ドル
10年後予想株価: 740.9ドル
期待収益率: 19.52%

 

過去10年のEPS成長率ベースの期待利益率は?

10年後予想株価: 176.1ドル
期待収益率: 4.65%

 

ROEベースの計算ではかなり良好な計算結果が確認できました。一方でEPSベースの計算では及第点ギリギリといった結果となっています。収益性や財務面では問題はありませんが、過去のPER水準から言えば11〜15くらいまで下落することがありますので、そこまで落ちてくるタイミングを待ってから購入するのが賢明かと思います。

 

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