バフェット銘柄を探せ!

勝つから面白い!最新の金融情報から"今一番アツイ"銘柄情報を無料でお届け! HSBC香港で海外投資を始めよう!

中国生物製藥

会社概要 

タイ最大のコングロマリットと名高いCharoen Phokphan Group(CP group, 正大集団)傘下の製薬企業。証券コード01177。2003年に香港市場に上場し、近代漢方薬、西洋医薬品の製造・販売を行う。肝炎治療薬と心臓・脳血管薬に強みを持つ。主力製品は「天晴甘美」、「潤衆」などの肝炎治療薬と「依倫平」という心臓・脳血管薬。この他に抗がん剤や抗感染薬も手がけている。2008年には共同出資会社が厚生労働省からGMP認証を取得するなど、今後日欧米製薬企業に対抗できる可能性を有する企業。

 

企業理念

“愛國、愛家、愛公司、愛顧客、愛個人”

 

会社ホームページ

http://www.sinobiopharm.com/ 

IR情報サイト

http://www.sinobiopharm.com/en/investorinfo/investorrelations/252856.shtml 

バフェット分析

 

消費者独占力を有しているか?
YES。世の中には様々な疾患が存在するため、特定の疾患に対して顧客である患者が選択できる範囲は限られている。

 

事業内容を容易に理解できるか?
YES。永久的に需要のある病気を治療するための医薬品を作って、販売している。

 

サービス・製品が20年後も価値のあるものであるか?

YES or No。より画期的な新薬の開発などにより特定の製品価値が低下するリスクは存在する。そのほか、製品自体の価値は低下しないが、新薬は特許切れによりジェネリックメーカーからのシェア浸食をうける可能性はある。

 

棚卸資産推移:急激な増減があるのは、注意!

棚卸資産推移:大きな変動はないが、安定した上昇傾向にある。
sino,biopharmaceutical,buffett,stock

 

コングロマットであるか?その理由は?

医薬品専業。売上比率:肝炎(46.7%)、心臓・脳血管(9.6%)、がん(9.1%)

CPグループの製薬部門であるため、医薬品内での疾患拡大などを目指すと思われる。

 

EPSは過去10年間安定的に成長しているか?

EPSマイナス成長回数:2回
年平均成長率:22.0%
年平均成長率(過去5年): 28.4%

 

2006年以降は安定して成長している。
詳細はいつものレポートで確認できます。
https://www.dropbox.com/s/amw1t865t1y79kq/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E7%94%9F%E7%89%A9%E8%A3%BD%E8%97%A520150813.pdf?dl=0

 

売上高、当期純利益、また売上高利益率をチェックし、さらに純利益の上昇を確認!
ここでは税引後の当期純利益を利用していますので、平均約10%を一つの目安にしています。人によって考えは違うと思いますが、20%以上ならExcellent, 20〜10%ならGoodってところでしょうか?

sino,biopharmaceutical,buffett,stock
売上高利益率(9年平均):21.0%
過去9年にわたり16-27%範囲で推移しています。2007年以降は順調に成長しています。

 

ROEは過去10年間高い水準を保っているか?

ROE: 24.2%
ROA: 14.9%

ROEは10〜37%、ROAは8〜18%で推移しています。特にここ数年は利益率が改善しています。

ここでは税引後の当期純利益を利用していますので少し低めに出ます。本来のメアリーバフェットの「麗しのバフェット銘柄 」に示された基準は税引前利益ベースでROE15%、ROA12%以上が一つの目安となっています。日本株に直接適用すると殆ど銘柄が弾かれてしまいますので、私の日本株基準はROE10%、ROA%5%以上としています。

 

強固な財務基盤を有しているか?

長期負債/当期純利益 = 0.63
負債比率(D/E Ratio) = 0.81

長期負債/当期純利益比率の基準値は、3.0以下であることです。

sino,biopharmaceutical,buffett,stock
安定して3.0以下を保っています。2014年に長期負債が増加していますが、当期純利益の増加分から考えると特に大きな問題ではなさそうです。9年平均値は0.18です。

負債比率の基準は、0.8以下を下回っていることです。

sino,biopharmaceutical,buffett,stock
現在D/Eレシオは0.81と基準を上回っていますが、9年平均値は0.46です。

 

現金、現金同等物も確認しよう!

sino,biopharmaceutical,buffett,stock
十分なキャッシュを持っていますので、財務面では安心感があります。

自社株買いに積極的か?

2014年発行株式枚数:4,941,461,473 shares
2005年発行株式枚数:2,263,968,736 shares

 

増株式枚数 = 2,677,492,737

 

今期発行株式枚数−10年前の発行株式枚数 <0であるか?

積極的な増資を行っているため、発行株式枚数は増えています。

 

価格上昇はインフレ率を上回っているか?

薬価は当局により管理されているので、製薬企業によって価格転嫁することはできません。

その企業株価は、市場や経営上の一時的な問題の為に下落しているか?
先日の中国株下落局面で株価は一時7.41まで下がりましたが、それでも割高なPER水準24.1でした。現在PERは28.4と更に割高です。
今期利益利回り、予想EPS成長率、国債利回りを比較すると?

今期益利回り: 3.5%
予想EPS:0.37HKドル/share
予想EPS成長率: 20.8%
10年国債利回り:3〜5%

 

過去10年のROEベースの予想成長率を用いた期待利益率は?

現在の株価:8.7HKドル
10年後予想株価: 10.2HKドル
期待収益率: 3.1%

 

過去10年のEPS成長率ベースの期待利益率は?

10年後予想株価: 33.0HKドル
期待収益率: 16.1%

 

財務面では安心感のある銘柄ですが、現在の株価水準ではかなり割高です。中国市場では先日も比較的大きな調整局面がありましたが、それでも中央政府の下支え政策でなんとかなる程度です。製薬企業の株はディフェンシブな銘柄ですし、一人っ子政策の影響で急速な高齢化社会を迎える中国社会では医薬品業界の伸びが期待できます。しかし、投資タイミングとしてはやはり大きな下降局面を確認した後が狙い目だと思っています。

 

 

 

関連ページ

科研製薬
科研製薬は、世界一の投資家の1人と言われるウォーレン・バフェット氏が投資対象とするのではないかと考えた銘柄の一つです。その理由に興味がある方はぜひこちらのページをご覧下さい。
久光製薬
久光製薬は、世界一の投資家の1人と言われるウォーレン・バフェット氏が投資対象とするのではないかと考えた銘柄の一つです。その理由に興味がある方はぜひこちらのページをご覧下さい。
ツムラ
ツムラは、世界一の投資家の1人と言われるウォーレン・バフェット氏が投資対象とするのではないかと考えた銘柄の一つです。その理由に興味がある方はぜひこちらのページをご覧下さい。
持田製薬
持田製薬は、世界一の投資家の1人と言われるウォーレン・バフェット氏が投資対象とするのではないかと考えた銘柄の一つです。その理由に興味がある方はぜひこちらのページをご覧下さい。
Johnson & Johnson
Johnson & Johnsonは、世界一の投資家の1人と言われるウォーレン・バフェット氏が投資対象とするのではないかと考えた銘柄の一つです。その理由に興味がある方はぜひこちらのページをご覧下さい。
北京同仁堂科技発展 (Tong Ren Tang Technologies)
北京同仁堂は、世界一の投資家の1人と言われるウォーレン・バフェット氏が投資対象とするのではないかと考えた銘柄の一つです。その理由に興味がある方はぜひこちらのページをご覧下さい。

ホーム 投資家サイト ウォッチリスト 本・書評  名言集