バフェット銘柄を探せ!

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科研製薬

会社概要 

1948年設立、旧理化学研究所をルーツに持つ中堅製薬メーカー。証券コード4521。医薬品事業(90%)、農業薬品・飼料添加物(6%)、不動産(3%)を営む。関節機能改善剤(アルツ)、爪水虫薬(クレナフィン)、癒着防止吸収バリア(セプラフィルム)が主力だが、ジェネリック医薬や、殺菌剤(オリオキシン)なども手がける。

 

企業理念

”あなたに笑顔”

会社ホームページ

http://www.kaken.co.jp/index.html

IR情報サイト

http://www.kaken.co.jp/invest/index_notice.html

バフェット分析

 

消費者独占力を有しているか?
YES。世の中には様々な疾患が存在するため、特定の疾患に対して顧客である患者が選択できる範囲は限られいる。

 

事業内容を容易に理解できるか?
YES。永久的に需要のある病気を治療するための医薬品を作って、販売している。
サービス・製品が20年後も価値のあるものであるか?

YES or No。より画期的な新薬の開発などにより特定の製品価値が低下するリスクは存在する。そのほか、製品自体の価値は低下しないが、新薬は特許切れによりジェネリックメーカーからのシェア浸食をうける可能性はある。

 

棚卸資産推移:急激な増減があるのは、注意!

棚卸資産推移:年度毎に大きな変動はなく、比較的安定している。
科研製薬,バフェット,日本株

 

コングロマットであるか?その理由は?

コモディティ型ビジネスの事業多角化ではないか?ここの事業を消費者独占型かコモディティ型ビジネスに分類して判断する。
コモディティ型:不動産業 3% (文京グリーンコートの経営管理)、農業薬品・飼料添加剤 6%
消費者独占型:医薬品事業 90%

不動産業や農業薬品などはコモディティ型のビジネスかもしれないが、その割合は少なく多くは消費者独占型の医薬事業が占めている。不動産業は旧工場用地を本社ビル化させた際に、不要な用地をテナントとして貸し出すことで活用している。一方、農業薬品は医薬品と同じように化学物質を製造・販売するという点で共通点がある。事業の多角化により経営の安定化を目指したと考えられる。

 

EPSは過去10年間安定的に成長しているか?

EPSマイナス成長回数:0回
年平均成長率:14.8%
年平均成長率(過去5年): 16.2%

安定して成長している。
詳細はいつものレポートで確認できます。
https://www.dropbox.com/s/nkboojgu2v8xmui/%E7%A7%91%E7%A0%94%E8%A3%BD%E8%96%AC_20150711_report.pdf?dl=0

 

売上高、当期純利益、また売上高利益率をチェックし、さらに純利益の上昇を確認!
ここでは税引後の当期純利益を利用していますので、平均約10%を一つの目安にしています。人によって考えは違うと思いますが、20%以上ならExcellent, 20〜10%ならGoodってところでしょうか?

科研製薬,バフェット,日本株
売上高利益率(10年平均):8.2%

 

科研製薬の場合、10年平均は10%を下回っていますが、ここ3年は10%以上と上向き傾向なのはポジティブに捉えています。さらに売上高、当期純利益とも右肩上がりなのはよい傾向です。

 

ROEは過去10年間高い水準を保っているか?

ROE: 11.1%
ROA: 6.7%

ここでは税引後の当期純利益を利用していますので少し低めに出ます。本来のメアリーバフェットの「麗しのバフェット銘柄 」に示された基準は税引前利益ベースでROE15%、ROA12%以上が一つの目安となっています。日本株に直接適用すると殆ど銘柄が弾かれてしまいますので、私の日本株基準はROE10%、ROA%5%以上としています。

 

強固な財務基盤を有しているか?

長期負債/当期純利益 = 0.63
負債比率(D/E Ratio) = 0.53

長期負債/当期純利益比率の基準値は、3.0以下であることです。

科研製薬,バフェット,日本株
科研製薬の場合、2007年以降は安定して3.0以下を保っています。その為、10年平均値も2.3と良好な数値が確認できます。

負債比率の基準は、0.8以下を下回っていることです。

科研製薬,バフェット,日本株
科研製薬の場合、こちらも2007年以降は安定して0.8以下を維持しています。10年平均値は0.53です。

 

現金、現金同等物も確認しよう!

科研製薬,バフェット,日本株
科研製薬の場合は、保有する現金が上昇傾向にあるのはいい傾向です。

 

ここまで見てきた指標をまとめると、科研製薬は非常に良好な財務環境にあることが確認できました。

自社株買いに積極的か?

2014年発行株式枚数: 96,879,461 shares
2004年発行株式枚数: 94,518,374 shares
減株式枚数 = 2,361,087

今期発行株式枚数−10年前の発行株式枚数 <0であるか?

IRニュースでも確認できますが、科研製薬は自社株買いには積極的なようです。

価格上昇はインフレ率を上回っているか?

薬価は当局により管理されているので、製薬企業によって価格転嫁することはできません。特に先進国では高齢化社会を迎えるに当たって医療費の削減は重要な課題です。その手っ取り早い方法は薬価を下げることです。

 

その企業株価は、市場や経営上の一時的な問題の為に下落しているか?
経営は安定しており、現在一時的な問題に直面しているとは思えない。現在PERは30.6、PEGレシオも1.5〜1.6と割安水準にはない。

 

今期利益利回り、予想EPS成長率、国債利回りを比較すると?

今期益利回り: 3.96%
予想EPS:176.21
予想EPS成長率: 21.2%

 

過去10年のROEベースの予想成長率を用いた期待利益率は?

現在の株価:円
10年後予想株価: 3377円
期待収益率: -1.1%

 

過去10年のEPS成長率ベースの期待利益率は?

10年後予想株価: 6741円
期待収益率: 6.2%

 

これらの結果を踏まえると、EPSベースの予想株価がマイナス水準になっているのは現在の株価水準が割高であることが原因と考えられます。外部要因や一時的な経営状況の悪化があれば、その時が絶好の買い時となるかもしれませんね。

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