バフェット銘柄を探せ!

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Johnson & Johnson

会社概要 

医療機器、医薬品、ヘルスケア製品を手掛けるアメリカの多国籍企業。証券コードJNJ。ロバート、ジェームス、エドワードのジョンソン3兄弟が1886年に創業。ダウ・ジョーンズ工業株30種の構成銘柄の一つ。本社はニュージャージー州ニューブランズウィックにある。約500社もの子会社・関連会社が存在し、世界57か国以上でビジネスを展開する超大企業。ジョンソンアンドジョンソンの商品として有名なのは、バンドエイドや綿棒、コンタクトレンズのアキュービューなど多くのお馴染みの製品を持っている。

 

企業理念

ジョンソンアンドジョンソンはOur Credo(我が信条)として、企業理念を伝えているようです。
非常に長いので、このページには記載しませんが興味のある方はこちらのリンクをご覧ください。
http://www.jnj.co.jp/group/credo/index.html

 

会社ホームページ

http://www.jnj.com/

IR情報サイト

http://www.investor.jnj.com/investor-relations.cfm

バフェット分析

 

消費者独占力を有しているか?
YES。常に人々が使用する製品を開発し、長年をかけて培ったブランド力を有する商品が多い。たとえば、バンドエイドは人々が怪我を負うことがある限り必要とされる商品である。また、医薬品事業などは特定の疾患に対して顧客である患者が選択できる範囲は限られているため、それ自体が消費者独占力を有する。

 

事業内容を容易に理解できるか?
YES。バンドエイドなどを始めとした生活必需品の製造・販売を行っている。また医薬品事業では、永久的に需要のある病気を治療するための医薬品の製造販売も行っている。

 

サービス・製品が20年後も価値のあるものであるか?
YES。バンドエイドやコンタクトレンズなどは既に日常生活に必須な商品となり、他の競合他社からシェア浸食などは受けている。しかし、ジョンソンアンドジョンソンが長年かけて培ってきたブランド力は一旦非日常的な環境に陥るとその価値に気付くかもしれない。例えば、発展途上国へ旅行に行き、不幸にもすり傷を負ってしまう。立ち寄った店でバンドエイドを買うなら、聞いたことのない地元メーカーの商品とジョンソンアンドジョンソンの商品が陳列されていたら、あなたはどちらを選ぶだろうか?

 

 

棚卸資産推移:急激な増減があるのは、注意!

棚卸資産推移:年度毎に大きな変動はなく、安定した推移をしている。
Johnson,JNJ,buffett,stock

 

コングロマットであるか?その理由は?

消費財(20%)、医薬品事業(44%)、医療機器事業(35%)

創業初期に外科用包帯の生産を手がけていたことからもわかるように衛生に関する事業から、現在の消費材事業や、医薬品事業、そして医療用機器事業へと拡大していったと思われる。

 

EPSは過去10年間安定的に成長しているか?

EPSマイナス成長回数:0回
年平均成長率:6.8%
年平均成長率(過去5年): 5.2%

 

安定して成長している。
詳細はいつものレポートで確認できます。
https://www.dropbox.com/s/jpitp1cusqbg1ge/J%26J_report_20170713.pdf?dl=0 

売上高、当期純利益、また売上高利益率をチェックし、さらに純利益の上昇を確認!
ここでは税引後の当期純利益を利用していますので、平均約10%を一つの目安にしています。人によって考えは違うと思いますが、20%以上ならExcellent, 20〜10%ならGoodってところでしょうか?

Johnson,JNJ,buffett,stock
売上高利益率(10年平均):20.9%
過去10年にわたり18-23%と非常に安定しています。

 

ROEは過去10年間高い水準を保っているか?

ROE: 27.7%
ROA: 14.1%

安定して高い収益性を維持している。

ここでは税引後の当期純利益を利用していますので少し低めに出ます。本来のメアリーバフェットの「麗しのバフェット銘柄 」に示された基準は税引前利益ベースでROE15%、ROA12%以上が一つの目安となっています。日本株に直接適用すると殆ど銘柄が弾かれてしまいますので、私の日本株基準はROE10%、ROA%5%以上としています。

 

強固な財務基盤を有しているか?

長期負債/当期純利益 = 2.12
負債比率(D/E Ratio) = 1.00

長期負債/当期純利益比率の基準値は、3.0以下であることです。

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安定して3.0以下を保っていますが。上昇傾向にあるのは気になる。10年平均値1.69。

負債比率の基準は、0.8以下を下回っていることです。

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こちらは2006年までは0.8を下回っていましたが、近年は1.0です。この直線具合は意図的にD/Eレシオを1.0に保っている気がします。10年平均値は0.90です。

 

現金、現金同等物も確認しよう!

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急激な増減はなく安心できるだけのキャッシュを持っています。

自社株買いに積極的か?

2014年発行株式枚数:3,119,843,000 shares
2005年発行株式枚数:3,119,842,000 shares

 

増株式枚数 = 1,000

 

2014年金庫株式枚数:336,620,000 shares
2005年金庫株式枚数:145,364,000 shares

今期発行株式枚数−10年前の発行株式枚数 <0であるか?

ジョンソンアンドジョンソンの発行株式枚数事態はほぼ変化していませんが、自社株買いにより金庫株を増やしています。

 

価格上昇はインフレ率を上回っているか?

消費材の価格に関しては残念ながら調べきれませんでした。
薬価は当局により管理されているので、製薬企業によって価格転嫁することはできません。

その企業株価は、市場や経営上の一時的な問題の為に下落しているか?
リーマンショック時でさえ殆ど影響がなかったほど株価は安定していました。PERは16.7ですので割安もないですが、過度な割高感もない安定した状態です。
今期利益利回り、予想EPS成長率、国債利回りを比較すると?

今期益利回り: 23.8%
予想EPS:6.1 $/share
予想EPS成長率: 2.2%
10年国債利回り:1.5〜3%

 

過去10年のROEベースの予想成長率を用いた期待利益率は?

現在の株価:99.52ドル
10年後予想株価: 489ドル
期待収益率: 19.0%

 

過去10年のEPS成長率ベースの期待利益率は?

10年後予想株価: 143.7ドル
期待収益率: 6.1%

 

全般的に非常に安定した銘柄のようです。言い換えるとなかなか買いのチャンスを掴むのが難しいとも言えるかもしれません。

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